【米粉選びの重要ポイント】吸水率って?比較実験&徹底解説!

米粉のあれこれ

こんにちは、こめめです🌾
米粉と植物性お菓子の講師歴8年、パティシエ歴2年の経験を活かして、米粉の魅力を発信しています♪

現代は、ネットで欲しいレシピが簡単に調べられ、とても便利ですよね。しかし、米粉のレシピを調べていざ作ってみたものの、失敗してしまった!という経験はありませんか?


・「もう米粉で失敗したくない
・「米粉は難しそうだから取りかかれない
という方に、失敗しないポイントをお伝えします。

米粉のレシピで失敗しないようにするには、吸水率」について理解すれば大丈夫。

本記事では、実際に2つの米粉の吸水率を比較実験しながら、吸水率についての知識と、ご家庭で簡単に調べる方法を伝授します。

米粉の吸水率について

米粉には吸水率というものがあり、米粉を選ぶ際に非常に重要なポイントとなります。米粉で失敗しないためにも、ぜひ吸水率について押さえましょう。

吸水率とは、米粉が水分を吸収する割合のこと

吸水率とは、米粉が水分を吸収する割合のことです。米粉はメーカーや品種によって、吸水率が異なります。

米粉が水分をたくさん吸収する・・・吸水率が高い
米粉が水分をあまり吸収しない・・・吸水率が低い

では、吸水率は何に影響してくるのでしょうか。

吸水率とレシピとの関係

吸水率は、レシピの仕上がりに影響します。例えば、製菓用や製パン用には吸水率が低いものが向いています。きめ細かい生地に仕上げることができたり、パンが膨らみやすかったりするのです。

吸水率が低い・・・製菓用、製パン用
吸水率が高い・・・料理用

レシピ通りに作っても同じ仕上がりにならない時は、レシピに合っていない米粉を使っている可能性があります。レシピに合っていない米粉を使うことが、米粉初心者さんが失敗する原因の1つなのです。

「レシピに合った米粉」を使うことが、失敗しないコツ!

大抵の米粉レシピには、「〇〇のメーカーの米粉を使ってください」や、「吸水率の低い(or 高い)米粉を使ってください」などと指定がある場合が多いです。それぞれのレシピにあった米粉を使いましょう。

しかし、商品パッケージには吸水率についての記載がありません。では、吸水率はどのように確認できるのでしょうか。

米粉の吸水率を調べる方法

吸水率について知る方法は、2つあります。

1. ネットで検索
2. 吸水実験

それぞれ解説していきます。

ネットで検索

商品ページのレビューを参考にしたり、米粉についての記事を調べたりすることで分かることもあります。「米粉 吸水率」 などで調べると出てくるかと思います。

当ブログでも、おすすめ米粉についての記事で、商品名と吸水率を載せていますのでぜひ参考にしてください。

米粉の吸水実験

こちらは買ってきてから調べる方法になりますが、実験で手軽に調べることができます。

■用意するもの
 米粉  10g程度
 水   10g程度
 スケール
 スプーン
 容器

■方法
 米粉と同量の水を混ぜます。

今回は、下記2つの米粉について実験してみます。

左・・・共立食品「米の粉」

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右・・・波里「お米の粉」

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粉の状態はこのような感じ

混ぜた結果は、このようになりました。

2つとも同じ分量の水を混ぜたはずなのに、生地の状態が全く異なりますね。これが吸水率の違いなのです。

■結果
 上記方法で混ぜた米粉生地が、どのような状態かで吸水率が分かります。

サラサラした液体状・・・・吸水率が低い
もったりした半固形状・・・吸水率が高い

よって、

共立食品「米の粉」・・・吸水率が低い
波里「お米の粉」・・・・吸水率が高い

ということになります。

ちなみに製菓用には吸水率が低いものがおすすめとなりますので、共立食品「米の粉」が向いています。
波里「お米の粉」はパッケージにもあるように、天ぷらに使用するとサクッとカリッと揚がり、非常に美味しく仕上がります。

とってもお手軽に調べられますので、ぜひ挑戦してみてください。

ちょっとした理科の実験のようで楽しいですよ。いろんな米粉を用意して、お子様の夏休みの自由研究にもいいかもしれませんね。

まとめ

吸水率とは米粉が水分を吸収する割合のこと。米粉はメーカーによって吸水率が異なり、レシピの仕上がりが左右されます。

吸水率についてパッケージには記載されていないので、ネットで情報を調べたり、実験で簡単に調べることができます。

レシピ指定の米粉を使ったり、吸水率について理解したり、レシピごとに最適な米粉を選ぶことを意識してみてください。これであなたも失敗知らずです!

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