こんにちは、こめめです🌾
米粉と植物性お菓子の講師歴8年、パティシエ歴2年の経験を活かして、米粉の魅力を発信しています♪
これから米粉を取り入れてみたい方や、もっと米粉について知りたいという方に向けて、米粉の魅力を伝えるべく、本記事をお届けします。
米粉って良いところばかりなの?悪いところはないの?
米粉のメリット・デメリット両方をお伝えします。

この記事を読めば、米粉への理解が深まり、ますます米粉が好きになりますよ。
米粉のメリット4つ
米粉は美味しいだけでなく、日常生活に取り入れたくなる魅力がたくさんあります。ぜひ知ってもらいたいメリットは、下記の4つです。
- グルテンフリー
- アレルギーリスクが低い
- 腹持ちが良い
- 地産地消
それぞれ順番に解説していきます。
グルテンフリーは腸の炎症を軽減する
グルテンは小麦などに含まれるたんぱく質の一種で、パンや麺の弾力を生む重要な要素です。
しかし、小麦アレルギーやグルテン不耐症を持つ人にとっては、健康に悪影響を与えることがあります。
米粉はグルテンを含まないため、小麦アレルギーやグルテン不耐症の人にも安心です。グルテンフリーが腸の炎症を軽減するという研究結果もあり、健康意識の高い人にも支持されています。

お米はアレルギーリスクが低い
小麦粉や乳製品、卵、甲殻類、そば、ナッツなどは、主要なアレルゲン食品に分類されていますが、米粉はアレルゲンに該当しません。
食物アレルギーを持つ人でも安心して使用できるため、アレルギー対応の食品作りにおいて米粉は重宝されています。

米粉は腹持ちが良い
米粉は小麦粉と比べて粒子が大きいため、消化吸収が比較的ゆっくり進みます。消化が遅い食品は、満腹感が持続しやすいと言われています。

米粉はグルテンを含まないため消化器官に負担がかかりにくく、胃腸の弱い方や、お子様、高齢者にも負担が少ない点が魅力です。体調を崩しがちなときにも適しています。

小さい時、風邪を引いたら母がよくお粥を作ってくれたのは、理にかなっていますね。
地産地消のお米で国内自給率の向上に貢献できる
輸入に依存する小麦粉と異なり、米粉は日本国内で生産されることが多く、地元農業を支える役割を果たします。お米の消費が減少している現代において、米粉を活用することは農家を支援し、国内の食料自給率向上にも貢献できます。

米粉のデメリット3つ
米粉には嬉しいメリットがたくさんな一方、デメリットも。デメリットのせいで、米粉に挑戦するハードルを高く感じてしまう人もいるかもしれません。
デメリットは下記3つです。
- 調理への活用の難しさ
- 価格
- 供給不安定
それぞれ順番に解説していきます。
米粉の調理への活用の難しさ
米粉にはグルテンが含まれないため、小麦粉のような粘りや弾力を持つ生地を作ることが難しいです。パンの成形は米粉単体では難しく、グルテンを添加している米粉パンも多く見られます。発酵時は膨らみにくく、ふんわりと仕上がりにくくなっています。

米粉パンと思ったら、小麦が入っていた!なんてことも。
ただ単に小麦粉のレシピをそのまま米粉に置き換えればいいということもなく、代替には工夫が必要となってきます。
小麦粉より米粉の方が価格が高い
米粉の価格は、小麦粉に比べて高い傾向があります。小麦は世界中で広く栽培されており、大量生産されるためコストが低く抑えられています。一方、お米は小麦に比べて生産量が少ないため、供給量が限られています。米粉の製造工程で手間がかかることも、価格が高くなる要因となっています。

天候被害によるお米の供給不安定
小麦粉は国際的な流通が盛んである一方、米粉は主に国内需要に依存しているため、生産量が需要に追いつかない場合があります。特に天候被害での不作や災害時には、一時的に供給が不安定になることがあります。
皆様の記憶にも新しい、つい先日2024年の夏にも「令和の米騒動」が起こりました。全国でお米が買えなかったり、価格が上がったりということがありましたね。

まとめ
以上、米粉のメリット・デメリットについてお話しました。
メリットは4つ
- グルテンフリー
- アレルギーリスクが低い
- 腹持ちが良い
- 地産地消
デメリットは3つ
- 調理への活用の難しさ
- 価格
- 供給不安定
でしたね。
ただしデメリットは、これから改善していく可能性もあると信じています。
例えば米粉の調理への活用は、工夫次第で美味しい米粉パンを作ったり、市販の米粉パスタ等を利用したりすることでハードルが下がることがあります。国内のお米の生産量が上がれば供給も安定し価格も今より下がることもあるかもしれません。
ぜひ一度、米粉を使ってみたり、米粉製品を試してみたりしてください。
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